Bluetooth Low Energy アーキテクチャには、シングルモード チップとデュアルモード チップの 2 種類のチップがあります。 Bluetooth シングルモード デバイスは、ULP 動作用に最適化されたテクノロジーの一部である Bluetooth Low Energy テクノロジーのみをサポートする Bluetooth 仕様の新しいタイプのチップです。 Bluetooth シングルモード チップは、他のシングルモード チップおよびデュアルモード チップと通信できます。 現時点では、後者はデータを送受信するために独自のアーキテクチャの一部である Bluetooth Low Energy テクノロジーを使用する必要があります。 デュアルモード チップは、標準の Bluetooth テクノロジや、従来の Bluetooth アーキテクチャを使用する他のデュアルモード チップとも通信できます。
デュアルモード チップは、標準の Bluetooth チップが使用されている場所ならどこでも使用できます。 このようにして、デュアルモード チップを搭載した携帯電話、PC、パーソナル ナビゲーション デバイス (PND)、またはその他のアプリケーションは、すでに市場に出ているすべての従来の標準 Bluetooth デバイスだけでなく、将来のすべての Bluetooth Low Energy デバイスとも通信できます。 ただし、これらのデバイスは標準の Bluetooth および Bluetooth Low Energy タスクを実行する必要があるため、デュアルモード チップはシングルモード チップほど ULP 動作に対して最適化されていません。